ぼうし(帽子)型手ぬぐいの作り方
今回は初心者(特に小学生低学年や未就学児)におすすめの手ぬぐいの巻き方をご紹介します。
◇手ぬぐいの巻き方(帽子編 動画)
※写真解説をページ下部に追記しました。
◇初めての防具・面着け
初心者のうちは手ぬぐいがうまく巻けず、なかなか面着けがうまくいきません。
なんとか稽古に参加しても紐がほどけるわ、面の中で手ぬぐいがほどけるわ、しまいには落ちた手ぬぐいが目を覆ってしまうから前が見えずモゴモゴしているちびっこ剣士をよく見かけます。
可愛いからそのままでもいいって意見もありそうですが、集中して稽古に取り組めるように低学年のうちは帽子を作ってささっと面がつけられるようにしておくことも剣道の上達への近道かもしれません。
◇帽子型におすすめの手ぬぐい(目立つ家紋入り)
ちびっこ剣士にはちょっと渋すぎるかもしれませんが(^^ゞ、家紋の入った手ぬぐいで帽子を作るとこんなかんじになります。京都の有名な剣道具店の東山堂さんの通販サイトで見つけました。◇有名人の手ぬぐい(故橋本龍太郎先生)
こちらは自慢です笑。25年くらい前、当時の総理大臣で剣道家だった故橋本龍太郎先生(剣道六段)が剣道連盟の会長をされていました。何の大会か忘れましたが、橋本龍太郎先生の手ぬぐいが参加賞で配られたのをまだもっています。今では息子が使用していますが、25年経った今もまだまだ現役です。
私が「橋龍の手ぬぐい、貴重だぞ!」と息子に言ってますが、そのレアな感じは全く伝わりません。そりゃそうですよね笑
ドラマのワンシーンでも、印象的な手ぬぐい ※2020年10月追記
半沢直樹のドラマの中でも剣道のシーンが頻繁に出てきます。剣道家からすると違和感のあるシーンなどもたくさんありましたが(-_-;)
「”手ぬぐい”も剣道を印象付ける重要なアイテムなんだなぁ。」と賀来賢人と尾上松也が手ぬぐいを巻いて面小手を持って登場する最終回でのシーンを見て思いました。
どうしてあの場面で手ぬぐいを巻きたくなっちゃったんでしょうね。。私はあそこ。。笑ってしまったんですよね。演出家の方に問うてみたいです。
◇写真で解説
1、手ぬぐいをおく |
2、縦に半分折る(上から下に) |
3、(上部が折り返し下部が開く状態)斜めに折り込む |
4、左からも斜めに折りこむ |
5、4を裏返す |
6、下の2重部分を開く |
7、6に折り込む |
8、形を整えて出来上がり |
9、かぶるとこんな感じ |