剣道人口を考える
ふと、思いました。剣道とはメジャーな競技なんでしょうか?私の感覚だとクラスにサッカー部が5人いたとしても、剣道やってる人は1人いるかいないか。そんなレベルです。
というわけで、いろいろ調べてみました。
剣道人口についてわかったこと
1、剣道人口は、柔道人口の10倍!!
柔道の10倍??いるらしい。オリンピック競技よりも多いのは驚きです。
全日本剣道連盟によると、日本の剣道人口は2014年末で177万人。全日本柔道連盟の登録者数16万人の約10倍を誇る。引用元 日本経済新聞(剣道からKENDOへ 世界大会で見せた日本の心)
(JUDOは世界的に人口が多いのでさすがオリンピック競技ですね。
KENDOと比べるとJUDOのほうが多いです。柔道と剣道では剣道が多いです。変ななぞなぞみたい)
2、剣道人口は、サッカー人口の約4割
学年に10人サッカー部がいたら、4人は剣道部ってことです。これはなかなかの数字ですねぇ。
サッカーの圧勝かと思いきや、なかなか持ちこたえてます。
日本 | 世界 | |
剣道 | 177万 | 250万 |
柔道 | 16万 | 数百万 |
野球 | 690万 | 3500万 |
サッカー | 480万 | 2億7000万 |
(注)数字は各競技団体及び日本生産
性本部のレジャー白書2014に基づく
性本部のレジャー白書2014に基づく
↑同じく日経新聞より
生涯剣道。
ここからは私の主観ですが剣道人口が多いのは、”生涯かけて続けられる剣の道に対する考え”が浸透していること。一生かけて追い求め極めんとする道であること。
年老いてもなお続けられる環境があり、若手に対して指導ができる。若手に対して大先生の訓えが非常に重要で必要とされる関係性があること。また年齢差20歳であっても対等に稽古ができるという他の競技と比較にならないほど年齢層が厚い点も剣道が広く愛され続ける所以だと考えます。
まとめ
他の競技と張り合うわけでもなく勢力争いをしているわけでもありませんが、剣道って思ってるよりもたくさんの人が親しんでやってる競技なんですね。
胸張っていいです。(青春時代、サッカー部と比べるとモテる感じはないですが)頑張りましょう!
そして、世界にもどんどん広がってほしいですが、剣道はKENDOではなく「剣道」であってほしいなと個人的には思うところです。
とりとめない話でした笑
2024年6月追記
オリンピック競技ではないものの、実は剣道には世界大会が存在します。
( 全日本剣道連盟HP https://www.kendo.or.jp/competition/wkc-19th/ )
2024年7月にイタリアのミラノで第19回 世界剣道選手権大会が開催されます。大会へはなんと61の国・地域(団体戦男子59チーム、女子45チーム)が参加予定と非常に大きな規模となります。日本は負けられない戦いとなりますが世界の強豪相手に頑張ってくれることを楽しみに待ちましょう!!!!!剣道の立ち姿で意外と見慣れない日の丸ですが、日の丸垂れネームは見たらなんだか感慨深い想いです。
頑張れ!!!日本!!!
頑張れ!!!日本!!!