段位について
剣道の段位は昇段することが一つの大きな目標であり、修練の成果を可視化する目安でもあります。とはいえ、○段だからすごい○段だからすごくないという話でもありません。ニュアンスが難しいところです。
剣道をやっているという話になると「何段ですか?」と何気なく聞いてしまいますが、やはり剣道家以外には伝わりづらいので段位について解説していこうと思います。
◇剣道の段位について
全剣連が定める段位の基準は、以下のように定められています。
[付与基準]第14条
段位は、初段ないし八段とし、それぞれ次の各号の基準に該当する者に与えられる。
初段は、剣道の基本を修習し、技倆良なる者
二段は、剣道の基本を修得し、技倆良好なる者
三段は、剣道の基本を修錬し、技倆優なる者
四段は、剣道の基本と応用を修熟し、技倆優良なる者
五段は、剣道の基本と応用に錬熟し、技倆秀なる者
六段は、剣道の精義に錬達し、技倆優秀なる者
七段は、剣道の精義に熟達し、技倆秀逸なる者
八段は、剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なる者
※全日本剣道連盟 剣道称号・段位審査規則 第3章 段位の審査より抜粋
上の方に行くほどすごそうなことだけは伝わりますが、それでも剣道をしていない人に対して私自身がうまくそのすごさが伝えられる気がしません。。
今回は剣道をやってない人でもイメージがつくように、人気漫画で例えてみることにします。
例に挙げるのは未完の名作、大人気漫画HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)!
完全に私の主観ですが😅ドラゴンボールやワンピース、鬼滅の刃などと比べて強さの序列がわかりやすいので「例えるならこれしかない!」と思いました。
ハンターハンターを知らない人は是非読んでみてください!!
作品名:HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)
作者:冨樫義博
◇HUNTER×HUNTERで剣道の段位を例えると…
四段は、剣道の基本と応用を修熟し、技倆優良なる者
→ハンター試験に合格 又は 念能力を習得した人
レオリオ=パラディナイト(★★★★)
ズシ(★★★★)
五段は、剣道の基本と応用に錬熟し、技倆秀なる者
→裏ハンター試験に合格(念の習得)
ゴン=フリークス(★★★★★)
キルア=ゾルディック(★★★★★)
クラピカ(★★★★★)
六段は、剣道の精義に錬達し、技倆優秀なる者
→念能力を磨き、実践レベルで戦える人
ナックル=バイン(★★★★★★)
シュート=マクマホン(★★★★★★)
七段は、剣道の精義に熟達し、技倆秀逸なる者
→念能力に長け、さらに磨きをかけた人
シルバ=ゾルディック(★★★★★★★)
モラウ=マッカーナーシ(★★★★★★★)
ノヴ(★★★★★★★)
ビスケット=クルーガー(ビスケ)(★★★★★★★)
カイト(★★★★★★★)
八段は、剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なる者
→念能力を極めた人
アイザック=ネテロ(範士八段)(☆☆☆☆☆☆☆☆)
ゼノ=ゾルディック(★★★★★★★★)